先日、一生モノの買い物をしました。
「一生モノの買い物」と聞いて、みなさんはどんなものを思い浮かべますか??
おうち? 高級車?
それとも、結婚式?
エルメスのバーキン?
どれも共通して言えるのが、一生のうちでそうそう買うことののないモノ(サービス)ですよね。
私が買ったものはお家でも、高級車でも、バーキンでもありません。
私が買ったものは、100円ショップの缶切りです。栓抜きもついた優れもの。
「は?からかってんの?」と思わせてしまったらごめんなさい。
整理収納アドバイザーがお伝えする一生モノの買い物も「一生のうちでそうそう買うことののないモノ」ですが、
そうそう買い替えることないよね、といったモノを表します。
お家で使うものなら、缶切り、しゃもじ、爪切りなどでしょうか。
会社で使うものなら、定規、ホッチキス、電卓が今私のデスクの上にあります。
いかがでしょうか、一生モノといってウソじゃないでしょ。
さて、この缶切り。
購入するまで悩みに悩みました。(どんだけちっこい悩みやねん。)
料理をしていて、トマト缶を開けようとしたらプルトップが取れてしまったんです。あ・・・
わが家には缶切りがないということをその時初めて知りました。それぐらい使用頻度がないアイテム。
プルトップのとれたトマト缶。さぁどうしよう・・
その①
実家には缶切りがあるので、実家から借りる。もしくは、プルトップのとれたトマト缶を実家にあげる。
→実家から借りたら返さないといけないし、返すのを忘れそう。
トマト缶をあげたところで、トマト缶を使った料理をするのかどうかわからない。押し付けにならない?
その②
缶切りを買う。
→モノを一つ増やすことは、お片付けを一つ増やすこと。
できるだけモノは増やしたくないし、ほとんどの缶詰はプルトップがついていて缶切りは要らない。
次の登場機会が想定できない。
その③
トマト缶を新たに購入する。プルトップの取れたトマト缶はそのうち使う。
→そのうちっていつ?それに、プルトップの取れたトマト缶に食品ストックのスペースが取れられるのはいやかも。
片づけられない女時代の私は、きっと、迷わず、というか、無意識にその②を選んでいたと思います。
ムダにモノを増やしていました。
100円ショップが各社本当に優れものだらけで、購入することの抵抗感がほとんどないですよね。
もう昔の私じゃありませんよ(笑)。たった100円の買い物でも慎重に考えてその②を選びました。
年に1~2度登場するキッチングッズの収納スペースにゆとりがあったことと、その①その③より許容できる、というのが理由です。
今回はおうちでの出来事ですが、これは、社内のお片付けにも共通します。
一生モノの買い物をするとき、特に安価なものを購入するときはより慎重に検討されてくださいね。
お片付けのヒント
・モノを増やすことはお片付けを増やすこと
高価なモノだけでなく、安価なモノでも、よく考えて購入しましょう♪