マミーギルトという言葉をご存じですか?
家事や育児がきちんとできず、申し訳ない。私はダメな母親だ・・・
母親が子どもや家族に抱く罪悪感のことを英語で「マミーギルト」と呼ぶそうです。
74%もの女性がこのマミーギルトを感じているという結果が日経新聞の記事にありました。
コロナ禍、在宅勤務への切り替えや、子どもたちの保育園や学校の休業で
子どもとかかわる時間が増えた中でより罪悪感を感じる人が増えたなか、
2019年(コロナ前)と2021年(コロナ禍)と比較して女性の家事・育児時間が増加している調査結果も。
経営者の皆さん、多くの女性がこんな思いで仕事をされているってご存じでしたか??
御社のなかにもいらっしゃるかもしれません。
私も実際、マミーギルトに陥った時期がありました。
仕事と家事・育児がすべて中途半端になってないか?
自分が子どものころに両親や祖父母からしてもらった嬉しかったことを子どもに全然してあげられてない・・
挙げだすときりがありません。
子どもが小学校1年生の時に「ママは普通のママじゃないけど、そのままでいいよ。」って言ってくれたのがきっかけで、救われました。
そのままで、片付けられない女のまま、地で行ってましたがが、整理収納を知り、仕事も家事も格段に効率的になりました。
ちょっと散らかりだしても、「すぐに戻せる」とわかっているし、すぐ片付いている状態に戻せるので心理的な負荷はなくなりました。
社内の整理収納を習慣として身に付くと、家庭でも活かされ、
家事の負担を少しでも減らせるようにするのが狙いひとつです。
仕事も暮らしも楽しむ。 まさに、今求められています。
私がお伝えする整理収納の鉄則は
社内のお片付けと、家庭のお片付けは異なる部分もありますが、原理原則は同じなので、両方に生かせるのです。
男性従業員さんが整理収納の習慣を身につけ、おうちのお片付けにどんどん取り組んでいただき、
家事はできるほうがやる、性別の違いが負担の違いにならないようになるのが理想です。
マミーギルト・・・女性従業員さんたちの活躍に、社内の整理収納は不可欠です。
(参照)
2022年2月21日 日本経済新聞
東京都生活文化局 令和3年度男性の家事・育児参画状況実態調査