おうちの整理収納を取り組むのに、一番簡単なのが「モノを増やさない」ことです。
おうちの中にモノを入れなければ、モノは増えません。めちゃくちゃシンプル!
さて、先日、福岡県にある株式会社障がい者つくし更生会様へ訪問してきました。
この会社は福岡県春日市と大野城市より委託を受け、不燃性一般廃棄物中間処理施設の運営・管理を行っていて、
従業員のほとんどが障がい者です。さらに、その多くの方が業務に必要な資格を持っています。
お仕事にプライドと社会的使命を感じながら熱心に取り組んでいらっしゃる姿は「働く喜び」に満ち溢れています。
「働く喜び」や「働いて幸せ」がキラキラ輝いて目に見えるように伝わってきました。
不燃性一般廃棄物とは、いわゆる、「燃えないゴミ」です。
カン・ビン、ペットボトル。プラスチックトレイや粗大ごみなどです。
施設内を見学していると、ゴミとしてだされた大量のプラスチック製のハンガーがありました。
おそらくクリーニング屋さんから引き取った洋服が吊るされていたハンガーだと思われました。
ここにおうちの整理収納のヒントがありました。
私がいつも利用するクリーニング屋さんにはハンガーのリサイクルボックスがあります。
以前まではハンガーがある程度、数がまとまってからそのボックスに返すようにしていました。
けど、持っていくのを忘れるんですよね。忘れるからたまる一方で…。
不燃ごみとして出すこともありました。
返すのを忘れないようにするには、逆の視点で「持ち帰らない」ことにしました。
クリーニングを引き取るときにお返しする。おうちに持って帰らない。
「ハンガー外して帰ります」と初めて言うときは「へんなヤツって思われないかな?」ちょっとドキドキ。
思いのほか、店員さんは「ありがとうございます。」とお礼を言ってくれちゃいました。
ちょっとの勇気がおうちのモノを増やさず、リサイクルにも貢献できる、ゴミも減らせる。
ゴミの処理も税金が使われていますよね。税支出の削減にちょこっとだけでも貢献。
整理収納はエコ活動にもなるし、良き市民としての行いにもつながります。
ここまで読みいただきありがとうございました。